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狂乱の時代の幕開け Part.8 (YAMAHA RZ250RR)

YAMAHAのRZ250からRZ250Rへ数段飛ばしのような進化に対してHONDAはVT250Fをオードソックスに鍛えぬくことで対抗しました。
事実2代目VT250Fは初代より高い評価を受けRZ250Rの対抗馬となりうるバイクでした。
しかし、HONDAにとってとんでもないことがおきてしまいます。

それは2代目VT250F発売からわずか1ヶ月後のこと
YAMAHAはRZ250RRを発表したのです。
『どこまで語尾のRが増えていくのか』とツッコミたくはありますがそれはおいといてこのRZ250RR。
RZ250Rからまたもとんでもない進化を遂げていたのです。
苦労したHONDAからしてみれば努力を一笑にふされたようなショックだったでしょう。

実際にRZ250RRがどう進化したかといいますと
RZ250Rが採用したYPVSといった長所はそのままに
・キャブレターを26mmのパワージェット付き矯正開閉式へ
・カウルをフレームマウント式へ変更
・チャンバーをサイレンサー別体式へ
・アルミセパレートハンドルの採用
とさらに速く扱いやすいマシンへと成長しました。

rz250rr_198403.jpg

スペックは
・水冷2ストピストンリードバルブ並列2気筒
・45PS/9500rpm(43PS/9500rpm)
・3.5kg-m/9000rpm(3.4kg-m/8500rpm)
・147kg(145kg)
とRZ250Rよりも少しずつ進化しています。

さらに言えばVT250Fがカウルのデザインを一新して取ったアドバンテージまで1ヶ月で帳消しにしてしまいました。
ブレーキも対抗キャリパーを採用することで今までより「加速・減速・コーナーリング」のメリハリをきっちりこなすことのできるマシンへと昇華していったのです。

この頃はもうYAMAHAとHONDAの戦争は少しずつ下火になっていきます。
250の覇権争いは既に2代メーカーだけのものではなく、SUZUKIとKawasakiも参戦することでさらに混沌へ。
RZ 対 VT という構図が250の全てではなくなり人々はさらに斬新なものを求めていきます。
時系列がめちゃくちゃになってしまうので別ジャンルに移行したほうがわかりやすいのですが
最後までRZとVTを書きたいのでしばらく続けさせてください。
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バイク雑談

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